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吐き出した溜息が

泡のように昇っていけば

まだ心も晴れただろうに
人が二度死ぬというのなら

かの王様の死はいつ訪れる


五十年か百年か

僕たち凡人の一生よりは

たぶん長い


はるかなときを 幾世紀とまたいで

悠々とその笑み ....
堅い道の上に立っていた

見上げれば星 その天の高さに

あらためて距離を感じた午前零時

二つの足は正しく進み

携帯が照らす夜道を急ぐ

オリオンは見つからなかった

 ....
nonyaさんのsyuonさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
深海魚- syuon自由詩811-4-20
遺書- syuon自由詩2*11-4-12
Orion- syuon自由詩411-4-10

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