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やっぱり
わたしはわたしに生まれ変わった

だれになりたかったというのだろう
目覚めた時
わたしを確かめて
そっと手をにぎりしめた

旅を思いだそうとしたのに
もう夢の足跡は消えてい ....
ぐれいぷふるうつは
少し苦くて
少しあまい

目にしみるのは
ルビーの涙かな

ぐれいぷふるうつは
ひとりでたべるには多すぎる
わけあいたい苦さです

あなたに似ています
ルビ ....
栗みたいに
いがいがをだした夜

ひっこみきれずに
あなたもさしてしまった

ごめんなさいが
なぜか言えずに栗のままで

いがいがを
いっぽんいっぽんぬく
いっしょうけんめいにぬ ....
一番目のゆず 丸いまま

二番目のゆず ひびはいる

三番 はんぶん
四で くずれ

一番最後はしわしわだ

みんな自分がかわいかろ
ゆずはしぼりとられて
知らん顔

冬至の ....
ヒトが集まると
想いが交差する

いい と 悪い
二色ならわかりやすいのに

グレーが多いほど迷ってしまう

口にすれば
まちがった という気持ちが広がる

言葉はまるで
苦い ....
大切なことは
やっぱり言わなくちゃわからないし
だきついただけじゃ
誤解されるかもしれない

わかったような顔で
うなづいたりうなづかれたりして
それで続く道は
ちょっとあやうい

 ....
私はいつでも
あきらめられない
あきらめないのではなく

だからこそ
つづく一歩をだしている
秋の空へ

栗の木は今年も実らせた
だいじにだいじに栗の実かかえている

まぶしい空 ....
たとえば
からはじまる話がすきだ
どこへでもゆけそうな気がするから
君がそう話し始めるなら
いつまでもききたい

連想することで
罪が
軽くなってゆくならいいね
重ねられない部分が
 ....
夢みるために生きている
ひとは

かないそうもないといいながら
かなえたくてたまらない

うたうためにうまれたひとと
きくことにすぐれたひとは
空間をうまくシェアできる
かげをつれた ....
やる気スイッチ
押しすぎて壊れちゃった

水をやっても動かない
強く押しても
かたりともいわない

困ってしまって
優しくしても
今さらなんだと横むいてる

走らなければ
間に ....
ただいま
おかえり

それだけで
わかりあえてる気がします

こたえあわせをしないまま
ねむる夜でもいいじゃない

なんにもいわないをせめないで

ころんととけてるグラスの氷
 ....
ね 
って小さくつけるのは
うん 
と言ってほしいから

たったひとことでいいから

だれでもそうだよ って
君が言うだけで心が
着地する

ひっぱってる
シャツのすそ お互い ....
導火線があるなら触れなければいい

そんなものがないから
踏んで踏まれて

壊れそうな心を
守るために出す棘は
互いを傷つける

抱きしめあっても
また
みな
人の後ろを歩いている
いい人の
悪い人の
普通の人の

空から見たら
変わらない人となって

見られたい
ようには見られず

ひと固まりの雲が浮かんでる
まるで人の群れ ....
小さな花が
音も無く咲くとき
小さいなりの輝きがあるだろう

太陽は
惜しみなく笑顔を贈るだろう

私たちは
知っている
どんな花も魂をゆさぶると

小さい花は
小さいことを
 ....
母の日がすぎて
枯れるしかないカーネーションが
花屋の奥に隠れている

ありがとう も
ないよ ね 
今さら

なんでもない日に
ぼさっと訪れて叱られようか
母にとっての子供でいた ....
田んぼのあぜにカラスが一羽
黒い背中を風がなでる

苗もゆれてる田の海を
一緒にみつめる
黒いカラスとこの私

なに色だろうか
この私
魅力的な名前のバス停を
すぎて言葉は色褪せて
私のうたがからまわる

早朝に
働く車が輝いて
心がからっぽになった気がして
あわててひっくりかえしてみた
ぱらぱらこぼれた今日から
太陽の匂いがした


少しすくって空にぬった
明日が生えてきますようにと
おほしさまの間に
しず ....
不安って石っころ
けっ飛ばして怪我をする

不安って曇り空
空気に触れて憂うつ

不安ってふわふわ
噛みしめても歯ごたえがない

不安な朝
理由をいえない
不安に包まれたコーヒー ....
大事にしたから大事にされるわけじゃない
大事にしてほしいから大事にする

同じことだけど
どっちも罪じゃないけど

大事にされたい人の
想いが救われるといいな

その中にあたしがいて ....
文字は重機のように
深く掘り下げるとしても
埋めなくていいのです
さらさらと戻ってゆくのだから

文字はナイフのように
切り裂いてゆくとしても
応戦しなくていいのです
ぴたりとふさがる ....
白い雲を丹念にめくってゆくと
そこには地球があるのでした
青いのでした
私の指先についている雲をひとなめすると
口の端から一筋の液体が(ヒトの想いといふものではないか)
こぼれおちた

 ....
nonyaさんの朧月さんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最初の景色- 朧月自由詩414-10-5
ルビーフルーツ- 朧月自由詩413-6-13
毬栗と猫- 朧月自由詩413-1-25
ゆず家族- 朧月自由詩312-12-22
- 朧月自由詩412-11-23
だいじ- 朧月自由詩512-11-2
空に咲いた栗の実- 朧月自由詩312-10-8
た_とえば- 朧月自由詩312-8-29
いい夜の空- 朧月自由詩1712-8-28
壊れたスイッチ- 朧月自由詩412-8-23
晩酌のひと- 朧月自由詩212-8-4
- 朧月自由詩412-7-22
棘花火- 朧月自由詩312-7-18
雲の行列- 朧月自由詩512-7-9
小さい花- 朧月自由詩1512-6-27
赤い花みつけた- 朧月自由詩1112-5-14
緑のカラス- 朧月自由詩712-5-10
その場所のなまえ- 朧月自由詩312-5-7
あしたの種- 朧月自由詩1012-5-3
風景の積み木- 朧月自由詩612-3-20
あなたとあたし- 朧月自由詩211-12-7
もじ- 朧月自由詩611-4-18
雲の裏側- 朧月自由詩511-3-5

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