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夜の工業地帯を歩いていく
いくつもの照明の光とその
いくつもの色とで 僕はぼんやりと
何もかもを失っていくような気がした

うなづいていた
友人の会社が最近倒産したらしく
顔を合わせない ....
僕は考えている
ぼんやりと僕へ探していく場所を今日も
僕の誰もいないその場所だけれど
きっとあるはずだとこの街を

はてしなくコンパスを
歩いていく手の森の奧
出している声に鳥
あの女 ....
朝の窓へ果てしなく
警告ランプが続いていく
ぼやっと灯ると川が広がりネズミ色に流れる
ただよう木々にラインの空を

僕は登山者だ 開かれる
アスファルトに 僕は 
通り抜けていくそして  ....
ビャーっと貫く夜の 闇の中へ懐中電灯
透明にすかしたラインを スイベルに通し
リールをガチリと巻き取ると ふっと一息
でも足を立て 振ったロッドで もう一投

光が差し
床を やがて1 ....
枝葉に風が吹いていた
茶や薄緑に、カサカサ、ゆらめく葉たち
今日で休みも終わりか…

小さく霞んだ町が 青や 白や
黄やデニーズを散らばせ びゅうびゅうと吹く
あそこは、あたたかいんだろう ....
昼 僕は文字を書く
ふわり 机に語を浮かべては
僕が やっと詩を書けたかのように笑ってた
書けず 眠っていく宙のペン

二人は歩くノートに
会った人たちに 風に流れていく でも
一つ ....
わからない脚で
ほら歩くと 棒にコツリと
気を付けても 何かを知ろうとする脚は
…にごりの病む闇 体の中

遠くのところで生きようとすると
いるにはいるのに溶解に病む
月 街灯にふれると ....
nonyaさんのK.SATOさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ドライブインの上から- K.SATO自由詩308-12-30
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