すべてのおすすめ
「ノーミスの人生なんてつまらない」
という川柳なんだかアフォリズムなんだかわからない
しかし断じて詩ではない
言葉、を
得意になって語る人を
先生、と
呼ぶ身にもなってくれ
....
男の昼はネギで始まると信じているわけでもなかろうに
君は駅のホームでネギを振り回している
君が普段ネギを買えるほどの暮らしをしていないのは
君のその身なりからすぐに推察できるけれど
駅 ....
夜の霧の街灯の脇から
ほんとうに小さなものたちが湧いている
きぃきぃと
ほんとうに小さな声を上げている
いられなくなったのだねと
手を差し伸べると
爪の先から入り込んで
....