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静かだなあ
今夜はなんとも静かだ
昨夜からの疼痛が
今は嘘のように収まって
気持ちも
まぁるく落ち着いて
こうして詩の言葉を綴る自分が居る
ちらっと記憶の奥を覗いてみたり
火照る身体を ....
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気
ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷よ
五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは全く無関 ....
白い人が立っていた
水辺の道に立っていた
水面に浮かび立っていた
(青と白の絡まり合い
ゆっくりと渦を巻き
奥へ奥へと繋がる水流)
白い人が立っていた
水辺と水面、
....