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世界の尖端に
詩人のようなものが引掛かっている
重いカーテンをどんなに引いても
夜の窓から三日月がはみ出してくる
夢の過剰摂取の副作用が
紫色に垂れ込めてくる
中空には透明な旗が翻る
誰 ....
気づくと
背中に窓があった
木の枠の 両開きの窓だ

閉じられているその窓を
覗き込んでいる自分がいた
中には 止まった時計と
傾いだ天秤が見えた

やがてその窓の中にも
自分があ ....
遊佐さんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透明な旗- 塔野夏子自由詩8*09-7-17
背中の窓- 塔野夏子自由詩7*09-5-27

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