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眼をつむって二月を踏んでカレンダーをやり過ごすきりのない午後。
おがくずの中で膝を抱え眠る幼蟲になって眠りたい。
痩せこけた冷蔵庫の中で瞼がくっつくぐら ....
菜の花の黄色でヒツジが発狂し夢の中でも数かぞえさす
菜箸を持つ手は夢を描くけどアナザーハンドがそれを邪魔する
「美味なので、あなたの夢をいただきます。菜越しですが、お許しく ....
君ながむ嵐に桜は散りゆけど八重にもふくれるこの想ひかな
じゅうきゅう歳もうあと少しで二十歳です二の足を踏む小さい子を見て
過ぎし日の忘れたくない思い出もひこうき雲のように消えゆく
振り向けば夜空に広がるスターたち夢を捨てるの早過ぎたのか ....
鮮やかに大空輝く天に飛ぶ
杖持つ仙師の微笑む風
青空に白雲・天女疾風の
その艶めかしき雲体に恋す
青空に天女の雲の流れゆき
放心のま ....