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コウノトリ卵か赤子かキャベツの畑シチューのニンジン余所の星から
カタカナのルビはいやだよひらがなでぼくたち鴉を読めない子には
かあさんはカケスだったといま知った道行くヒトがそう云っ ....
産声は一番最初にゆるされた歌声ですね歌が好きです
近頃は夢でよく会うお父さん確かめられる確かめられてる
冬日向わが猫眠る回向院まぶたに浮かぶ干し草ベッド
夕暮れの道歩きつ ....
三歳のまなざしのまま覚えてるバケツとシャベルと砂場とシチュー
少女ならほしかったはずのあれもこれもなかったけれどあしたがあった
如月の終わりの頃の曇天は生まれる前の躊躇いのようで
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冬晦日わが腸で燻ってる悔しさの種よいかわるいか
『潮騒』の一頁目でわが詩はひっくり返るほどの衝撃
日日を記し思い出の写真託してみるネットはとわじゃないとしっても
会えない ....