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空路でやってきた体は疲れ果てていた
予約していたホテルは見つからず
青い夜が頭上を覆い尽くしていた

南フランスの深夜
回りにはいくつものホテル
僕は歩かなければなかった
しかし水もなく ....
自分がひとつではなく歩き続けた
体にそのことを駆けぬけるよう
君がはじめればいい
目的を自分に戻していた

身を ローラーボードに託して
塔のてっぺんから飛行する
窓の表面から流れていく ....
寂しさの夜を歌おう
ものの寂しさにいつも
消えていくその歌はない
君へと捧げるこの歌を
さび付いた工場の跡地から


寂しさの朝を歌うから
寂しさの歌にいつも
何もあらわれるものすら ....
いくつも寝静まっている
屋上になったいくつもの水色に
やがて黒になって 緑になって
そうやって頭に夜に沈んでいくのだろう

夜のどの辺だ
そして神保町は
僕を夢中にさせた表参道と
小山 ....
aidanicoさんの番田 さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マルセイユの夜- 番田 自由詩309-8-7
ローラーボード飛行- 番田 自由詩109-8-1
誰かへの歌- 番田 自由詩409-7-6
日曜の夜- 番田 自由詩209-7-6

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