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彼女がたとえ男だったとしても

ゾウだったとしても

ぼくは彼女の存在を愛しています

今朝そう告白して

そういうことだったんだと

はじめて楽になれたような気がしました

 ....
前がグリーンからどくまで

アイアン一本たまに素振りなどしながら

青空の宇宙のところ眺めていた


(昨日まで)

気に食わない奴らがのほほんと

幸せなふりしているのが気に食わなかった

(昨日か ....
一枚の言葉たちが生んだ

大人だから言えないことって

表面ってどこにあるの

そんな甘えたり擦り寄ったりは

大人だから

大人だから


傷つけたくなかった

さよなら

もしもし

またね

じ ....
愛するひとが俺いがいに

楽しいって言ったり

安らかに甘えたり

メルヘン守ってもらったり

面白いこと発見してみせたり

世界でいちばん大切にされたり

そんなことくらいで ....
きょうはどないや

おまえの宇宙の出来栄えは

なあ?

大好きやで


人生ってもぐらたたきみたいや

ずっとたたいてんねん

たたかれてんねん

未来は変えること出来 ....
奴らだって音に

気持ちをのせているのだ

無意識にかも知れないけれど


奴らも気持ちをのせているはず

無意識なぶんかえって根源的な

奴らも気持ちをのせているはず


奴らだって音に

気持ちを ....
あの日以来

ぼくらは国家的大義を伴った目標というものを

久しぶりに取り戻せたのではないか


傍観者ではいられない

そのことに感謝していた

夏のあいだずっと

ぼくは ....
画廊でブラマンクやユトリロやルオーを眺めた

地下鉄と環状線を乗り継いでやってくる女を待っていた

待ち合わせ時間が迫っていた

しかし慌てて地下駐車場に向かった

ダッシュボードからコンドームを四つ ....
ぼくの精神は

いまも中二の秋でとまったままだ


実力テストが終わって

文化祭の準備で部活もなくて

高校生が制作するモザイクを手伝っていた

肌色のところたくさんちぎっとい ....
空港のインフォメーションを知らせる音がする

人生はひとつの感傷旅行のようなものだ

ぼくは何処へも行きたくなかった

みんな普通に歩いている

それが羨ましくて淋しかった

ぼく ....
鳥が啼いている

黄金色の影が

そこかしこに

あした晴れるかなって

胸の痛みが汚れている


鳥が幻のふりをして

地球の影絵に落書きする


鳥が啼いている

黄金色の影が

そこかしこに

 ....
井戸の底が

ぼくには

霊的な汚濁にしか見えなかった

上から降りそそぐ光や雨

ぼくには

汚濁が降るようにしか見えなかった


ひろがる闇を測るにも

永遠なんて長 ....
動物を視観察する

花粉を視観察する

放射性物質を視観察する

自分を視観察する

なぜこんなことになったのか

なぜこんなことをしてしまったのか

動物や花粉や放射性物質や ....
女の部屋を出るのは

朝ではなく夕暮れにする

その鉄則

破るほど恋をしたのは

いちどきりだった


たぶん

苦しめるの分かってた

苦しみたいと思ってた

たぶん


女の部屋を出るのは

朝 ....
わがままは大好きの証

聞き取れなかった

わがままは

悲しみにかわって

あなたへの

ホームシックにかわる

詐欺師じゃないよ

本気だよ

わがままは大好きの証 ....
みらいを信じる

またひとつ

永遠に近づいた


0は現象ではない

見えないものを

掴み取ろうとする

0は意思である


みらいを信じる

またひとつ

 ....
正でも負でもない0

0は虚数のようなものだ

実存から自由な

観念とは

0や虚数のようなものだ


ぼくはきょう

あるひとが美しいことを

発見したんだ


 ....
きみは暗闇を

見つめてた

かたくした枕

濡らしてた


こころは化学だ

蓋をあけよう

言葉はきみに

化学するのかな


きみは暗闇を

見つめてた
 ....
雨上がり

日曜日の朝

まだ薄曇りの光

そんな時間帯が好き


ピアノが雫を落としたり

ギターが疼いて泣いたり

ぼくはまだきみが好きだ

なんどか呟き嘘とわかる
 ....
16のころ読んだ

大江健三郎の小説を

古本屋で文庫で百円で買った

道を渡った喫茶店で

39の俺が読んだ・・・


墜落する物体を見る興奮

幻のように確かな手触り
 ....
ぼくらには

見えないことがたくさんあって

想像力で

いままでの経験で

それを

埋め合わせしたりしている

否、

じぶんの器でしか

それを

埋め合わせ ....
山のうえに

太陽がにじんでいた

アメーバのように

ちぎれそうに

ひかりがゆがんでいる


いのちは削るものなのですか

あなたは答えないかわりに

ぼくにそれを見 ....
夜の街道は

甘い匂いに充ちていた

火を付けるまえの

煙草の葉のような

甘い匂いに充ちていた


ぬくもり

ふれあい

ひこうせん


夜の街道は

甘 ....
五月の夜の街道は

緑の風の香りする

きのう遅くにつけた香水


藍の影絵に、

刹那な、微小な

罪びとまえの姿形


五月の夜の街道は

緑の風の香りする

 ....
宇宙は生成をやめない

宇宙は忘却をやめない

生成だけではない

忘却のなかの生成

生成のなかの忘却

宇宙は

宇宙は

宇宙は生成をやめない

宇宙は忘却をやめ ....
光は緑に柔らかく

街道には

緑風が吹いている

五月の光は風なのか?


さくら散る幻の芥

街道には

柑橘系の白い香り

この国は違えたのか?


光は緑に ....
夕星の歌がきこえる

バリトンの愁い

季節はずれの鱗雲

夕方が影をつくる

生成は忘却なんだ

やっと、わかったよ


ぼくは見つけたんだね
痛みを抱えた

あいつが泣いた

優しさ抱えた

あいつが狂った


ドライブする、夕暮れ

タニマチたちの、宴か


痛みを抱えた

あいつが泣いた

優しさ抱えた

あいつが狂った
ぼくはあの日

獣のような妖精だった

獣のようなことをして

妖精のような目をして

妖精のようなことをして

獣のようなことを考えて

清濁は合わせ呑むものではないよね
男と女をこえて

きみを抱きしめたい

欧米か!

なんて言われたいぐらい

そんな気持ち、なんだ


外灯や月がさやかになる

五月の闇が深くなる

月日は軽い足取りで ....
COCOさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(83)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ギフト- 吉岡ペペ ...自由詩1511-11-3
青空の宇宙のところ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-9-16
大人だから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-14
美しい- 吉岡ペペ ...自由詩311-9-14
宇宙の出来栄え- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...711-9-14
虫の音- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-14
311- 吉岡ペペ ...自由詩111-9-12
中秋の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-12
中二の秋のころ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-11
空港のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-11
黄昏の秋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-9-11
汚濁した胸のいたみ- 吉岡ペペ ...自由詩411-9-10
視観察- 吉岡ペペ ...自由詩611-9-10
たぶん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-9-9
詐欺師じゃないよ本気だよ- 吉岡ペペ ...自由詩211-9-9
永遠- 吉岡ペペ ...自由詩608-5-30
美しいこと- 吉岡ペペ ...自由詩908-5-28
言葉- 吉岡ペペ ...自由詩208-5-28
そんな時間帯が好き- 吉岡ペペ ...自由詩508-5-26
幻のように確かな手触り- 吉岡ペペ ...自由詩708-5-23
光に思う- 吉岡ペペ ...自由詩708-5-22
Nobody_knows.- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-22
ぬくもり/ふれあい/ひこうせん- 吉岡ペペ ...自由詩708-5-21
五月の香水- 吉岡ペペ ...自由詩1208-5-16
生成忘却- 吉岡ペペ ...自由詩208-5-15
五月の光- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-14
宇宙の法則- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...608-5-13
ドライブする、夕暮れ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...408-5-13
獣と妖精- 吉岡ペペ ...自由詩508-5-11
抱きしめたい- 吉岡ペペ ...自由詩908-5-10

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