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{引用=
病気の身体で生きていてもしかたないよ
さっさと死んで生まれ変わってさ
今度は五体満足な身体で生きたいね


輪廻転生論を都合のいいように考える君は
よくそんなことを言 ....
t he  sa me
 

t he  s am e

t he  sa me
 
t he  sa me
 
 
t he  sa me
 
th e  sam e
 
 ....
仕事の帰り道
遅くなって借りた傘をさすと
すこし前を地下鉄のとおい駅まで
歩いて行くふたりは
みんなにこそこそかげぐちを言われてる

おんなのひとのほうはついこないだ
離婚した
おとこ ....
 今ごろあなたは
 大都会のビルの合間を縫って
 薄汚れた地下鉄の階段を
 降りていくころだろうか
 新しいジャケットに身を包み
 ほおに少し疲れたしわを漂わせて

  一昨日 真昼のベ ....
こんな夕暮れは
たまに
たまになんだけど

あなたに逢えることが嬉しくてしかたなかった頃の私が戻ってきてね

ふたりで駈け落ち気分で出かけた場所を思い出すの


嬉しくて切なくて
 ....
今この気持ちが嘘だとしたなら、あたしは一体、如何したら良い・・・?


あたしは誰かを想ってはいけない。
あの人に負担を掛けてしまう。

あたしの感情(なか)には沢山のバグがある。
好き ....
 私は 愛する人に 出会った
 私は世界を突き抜けた

 あなたの腕の中で
 原点の私に還る

 私はそこで生まれ
 おそらくそこに還る
 悲しみを何度も浄化し
 研ぎ澄まされた透 ....
水面に映える空の眺め

天を仰いで目に入る景色

どれほどの違いがあるのだろう

それすらも満足に答えられない


僕は仮定と固定観念によって彩られた世界にいる


雲は流れて ....
夜は僕の肌をなめまわし
僕の知らない僕のこころと密会する


君は君の手垢をつけ
僕は僕の手垢を付けていく
君と僕の手垢が重なることはない
見つめあうことのないふたり


洗剤は合 ....
コトバがあふれる
グールドの鼻唄まじりの
バッハの平均律を聴くたびに
コトバの「意味」の間に
虚しい風が吹き抜ける
遂にそのものであり得ないことを
思い知らされる時
あふれ続ける
コト ....
淡い色のアスファルト
履き慣れないローファーがなく
緩やかにのびる桜のトンネル
出口は海へと繋がる

祖母は言っていた
この町は桜が多い、と
まるで桜の中に町があるようだ、と

寝ぼ ....
無数のまぼろしたち
紙を折り 飛ばし
しずく集め 飲み干す
無数のまぼろしたち
すれちがい かがやき
過ぎ去りつづける


追うものなく 請うものなく
海風は強く午後 ....
桜舞う水底に佇む魚
たゆたうひとひらを
尾鰭で弾く

開ききった瞳孔で
仰ぐ空は
こみあげる白一色

こぽり、泡が漏れる
どこからか
漏れ続けている

ゆるい水流にもたれれば
 ....
生まれる時に
聞かれました

青 黄色 オレンジ 桃色
さまざまな色が地上にはあって
人はみな生まれる時に
一色を選ばなくてはならない

私は答えましたそれなら
赤がいい

産道 ....
ドロップの缶をゆすると
世界がひっくり返るような音がして
ハッカ味が転がりでてきた
たいていこんな感じで
詩を書いている

これしかできないと思いながら
これすらできないと泣いて
 ....
ころしてみせろよぼくのこと!
なんて
エイプリルフールでもない日にかぎってうそをおもいつくんだ。
ぼくのあたまはいかれてるよ。
キルミー、キルユー!
そんなうたがきこえてきそうだ。
こ ....
病的な匂いの卵白は

百合の雄しべの腐った蜜

盲目の犬を追い駆けて

ママとはぐれてしまったら

アルペジオの森の迷子

隙間の子供達が影造りをしてる

お腹が空いたら宝石菓 ....
星の軌道に名前をつけた。

どうせならと、綺麗に並べた。

きのう、きょう、あした。

まぁそんな感じに。



確かにあるのは、いまこのとき。

そうやって、刹那的、享楽的、 ....
意味なく悲しくなるときは
どこかで泥棒が死んだんだ。
みんな
イコールをつなぐ日々や
幸せなふりには飽き飽きしてる。

泥棒になろうよ。ねえ
死んだ泥棒達のかわりに。
瓦礫の上が秘密基 ....
壁に描かれた
でっかい日の丸をぶっ壊そう

ゴミと怨恨でできた
大量破壊兵器と闘うために

体裁ではなくて姿勢が
カッコイイ人間っているかい

鼻が削げて歯が全部抜けおちた
営業マ ....
背伸びして掴んだギリシャ文字を
ノートの隅にしたためる
方程式をプログラムした紙飛行機
その切っ先は水銀の鍵ということを
疑いもせず
七時間目の学校
屋上の手すりから放つ

サッカーボ ....
決めた

今日
君以外の事
しない

君の名前を呼吸して
君の笑顔で働いて
君の鎖骨をおつまみに
君の言葉を食べて
寝る

今日

君以外の事
しない
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