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噴水のそばでは
アビリティーが無効になります
仕事の話はやめましょう
大声で電話しながら歩いている人
あなたの内側を掃除したい


 2004年11月23日制作の上記「噴水の話」から、昨 ....
ここに 在ることの不思議
みんな 誰ともちがう
経路をたどって いまを
生きている のだから
しあわせを ひきくらべるな  
この連作「そろもん」は、五行というフォルムそのものがテーマでした。大局的には、それ自体が現代詩的構文のアンチテーゼとして機能することを目論んだと、とりあえず言っておきます。でも内実は、きわめて個人的な .... いつか 見たことのある
風景ばかりだ ひとは謙虚に歴史を
学ばなければならぬ はじめから
螺旋をたどるのは いくつ 
いのちが あっても足りぬ
それ ちがうと
おもう ぼくは
わかりあうために
かくんじゃないんだ
それだけは わかる
せかいを 吸いつくそうと
夏の日を 謳歌した
わたしが いっぴき
百科事典の ページのあいだで
つぶれて 死んでいた
せかいの おわりに
きみとだけは いっしょに
いたくないと いわれたら
がんばって
せかいを すくう
 詩とは何か。その問いに答えられない。何十年もやっているのに、わからんのだから仕方がない。その問い自体が、名づけられない詩のようなものだ。じっさい詩は問いであると述べた詩人がいる。たしかに、そのような .... ガキの たまり場で
酒をのんではいかん 煙草はやらん
けれども 未熟なものは魅力的だ
とくに夢が好きだ 全力をつくして
やぶれさる きみが好きだ
ほし が でている
こんや は ここで
たおれよう なんの
みかえり も なく
ゆめだけ を みて  
家賃と食費を かせぐためだけの
生活だけど まんざらでもないと
思いはじめているが ヒーローに
冒険へ誘われたら すべてを
うっちゃって 駆けつけねばなるまい
あやまちの あとを
けさずに さらして
はだかで くるりと
まわり なまきずに 
りぼんを むすんで 
あたし せかいの
ひとかけらで
あるはずなのに
どこにも はまらないの
なんにも はらまないの
遠くばかり みていると
いまを みうしなってしまうけど
遠くをみてないと じぶんを
うしなってしまうから
いつでも星を さがしているんだ
かわべりで おにぎりを
たべているとき ライオンがきて
たてがみをはずし じゃぶじゃぶ
あらいだしたら まちがっても
めをあわせては いけません 
ホントの詩を語りに
風のなか 集まろう
みんなが いっせいに
この指 つかんだので
ぽっきり 折れちゃった
誓いの しるしは
むすばれた
手でなく たがいを
うちつらぬいた
星のきずあと
いずれ死ぬのに あせみず
たらして働いている ときおり
こんなことをしている場合かと
まっさおになることにも
すっかり慣れてしまった
麦藁帽子の匂いがする
古ぼけた写真のなかで 
あしあとが波にさらわれている
すてられた古時計のように
何かが少しずつ狂っている
壁に沿って進んでいるだけの
ような気がしたら
とりわけ 星ふる夜に
重いものを ひきずって
あるくのは やめてみましょう
十一世紀のペルシャの学者オマル・ハイヤームが遺した「ルバイヤート」は、全篇四行詩です。「ルバイヤート」は、ペルシャ語で「四行詩集」を意味します。はじめエドワード・フィッツジェラルドの英訳本で世界的に知 .... 前へ どこまでも進むのが
希望の原理です
その道は きみ自身の
背中の扉まで つづいているから
いまは ふりかえるな
ファシストになる
くらいならブタでいい
と言ったブタのバラ肉が
スーパーで売られる
ような国にはしたくない
ちからのかぎり
なやんで ないて
さけんで たたかい
やぶれさった すがたのまま
なつがおわるまで たっている
1988年の秋に、私はそれまでの詩のかき方を精算すべく、個人詩誌「風羅坊」を創刊しました。コンセプトは、短く、平明で、身辺的であること。そこにはそれ以前に親しんできた現代詩的な構文への反発がありました ....   ☆村野四郎「体操詩集」の場合




 次の詩を読み設問に答えなさい。

花のように雲たちの衣裳がひらく/水の反射が/あなたの裸体に縞をつける/あなたは遂に飛びだした/筋肉の翅で/日 ....
  ☆黒田三郎「逃亡者」の場合




 黒田三郎といえば詩集「ひとりの女に」(1954年刊)であるらしく、はやくも60年代のはじめには「戦後詩人の恋愛詩のなかで古典的な位置を占める」(大岡 ....
Roidさんのみつべえさんおすすめリスト(27)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
●そろもん(あとがき)- みつべえ散文(批評 ...4608-2-17
そろもん(点の歌)- みつべえ自由詩507-12-9
●そろもん最後の栞- みつべえ散文(批評 ...807-9-14
そろもん(個体の話)_- みつべえ自由詩507-8-8
そろもん(伝達の話)__- みつべえ自由詩707-6-25
そろもん(いい天気なので本の虫干しをしたときの話)- みつべえ自由詩1507-2-27
そろもん(ヒロイズムの話)- みつべえ自由詩1807-2-17
●そろもん第四の栞- みつべえ散文(批評 ...1007-2-14
そろもん(若者の話)- みつべえ自由詩1006-12-29
そろもん(旅人の話)- みつべえ自由詩1206-12-14
そろもん(隠れ剣士の話)- みつべえ自由詩706-11-16
そろもん(正装の話)- みつべえ自由詩306-9-14
そろもん(ブルーデイの話)- みつべえ自由詩606-5-21
そろもん(視力検査の話)- みつべえ自由詩1006-5-13
そろもん(遠足の話)- みつべえ自由詩1206-5-2
そろもん(集会の話}- みつべえ自由詩606-4-28
そろもん(盟約の話)- みつべえ自由詩606-4-15
そろもん(反市民の話)- みつべえ自由詩706-3-9
そろもん(アルバムの話)- みつべえ自由詩406-2-23
そろもん(処方箋の話)- みつべえ自由詩406-1-24
●そろもん第二の栞- みつべえ散文(批評 ...506-1-9
そろもん(はなむけの話)- みつべえ自由詩805-12-17
そろもん(紅豚の話)- みつべえ自由詩505-11-1
そろもん(向日葵の話)- みつべえ自由詩1205-8-29
●そろもん第一の栞- みつべえ散文(批評 ...2305-6-30
風のオマージュ_その2- みつべえ散文(批評 ...1703-10-3
風のオマージュ_その1- みつべえ散文(批評 ...1503-9-26

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