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何気なく雨が舞う硝子の向こうを見て私は心を奪われた

世界を飲み込むが如く舞う雨の中ただ独りの少女を見たからだ

その少女は寂しげな、それで居て孤高を湛えた表情でただ歩く

私はその少女を ....
桜が舞い散る

その散り方は儚い夢のようで

私はそっと涙を流した

今まではそんな考え方はしなかったけど

桜がとても儚くそれ故に綺麗なんだと思えた

短いゆえの儚さが胸に染みる ....
人は気付かないうちに破片を作ってる

大きな破片もあれば小さな破片もある

でも、どれだけ大きな破片を作っても人はそれを気にしない

だって自分が砕いた夢なのだから

たとえ気にしても ....
僕たちはどれだけ時を重ねても気づかない

争いを無くす方法や全ての人が幸せになる方法なんてないという事に…

それでも争いを無くそうとし、そのため傷付いていく

その傷が消えないうちにまた ....
時という名の鎖が私を縛る

死という名の有限が私を急かす

命という概論が私を躊躇わす

人という枷が私の邪魔をする

世界の全ては意味を縛られ、それから脱することは許されない

 ....
許される罪なら償えば良い

許されざる罪なら背負えば良い

忘れて良い罪なら忘れてしまえ

忘れてはいけない罪なら永久の眠りについても忘れるな

しかし、忘れたくない罪なら意地でも忘れ ....
私はいつも心が乾く

それはまるで砂漠に居るかのように

どれだけ渇きを潤してもすぐに乾いてしまう

いや・・・乾くというより蒸発してしまうみたいだ

私の中にある暗い炎が手に入れたモ ....
私の心は2つある

汚れ無き純白の心と光を飲み込むほどの漆黒の心が

この2つの心は常に私を飲み込もうとする

純白な心は私を子供へと戻そうとし

漆黒の心は全てに対する憎しみを私に植 ....
あの人の事を考えると胸がざわつく

あの人の姿を目で追い

あの人の言葉に気をとられる

あの人が楽しそうに笑うと私も楽しい気分になり

あの人が悲しそうにしてると私も悲しくなる

 ....
時という偽りの鎖に縛られ私たちは生きる

しかしその鎖は重さも無く音もない

それゆえ誰もが気づかずに生き、知ろうとする前に死す

その鎖は人が作ったもの

時を限りある資源として見な ....
私が持つ剣は血で濡れている

これは誰の血だろうか

私を裏切った友の血か

それとも私に立ち塞がった敵の血か

やはり、敵味方と区別してもこの紅き血は同じらしい

それならば何故 ....
雨の中を歩く者は

まるで罪人のようだ

雨に打たれて

罪を払い落としているように見える

しかし、彼らとすれ違う時に見えた表情は

見惚れるほどに晴れやかな笑顔だった
闇の中で動いているのはなんだろうか

魔物のような醜き姿をし

何かが腐ったような悪臭を漂わし

それでいて何か悲しそうに動くモノは・・・

ある時は逃れる事の出来ない鎖を千切るかのよ ....
窓に映った私の顔は涙に濡れていた

悲しみの涙は尽きることなく私の頬を濡らし

その冷たさがさらに悲しみを呼ぶ

あの人とはもう会えないことに涙し

あの人に会いたい衝動に駆られる
 ....
貴水 水海さんの夜月 深燐さんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
孤高- 夜月 深 ...自由詩1*04-10-20
- 夜月 深 ...自由詩304-4-17
破片- 夜月 深 ...自由詩204-2-20
- 夜月 深 ...自由詩104-2-14
意味- 夜月 深 ...自由詩104-1-19
- 夜月 深 ...自由詩104-1-12
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明日- 夜月 深 ...自由詩104-1-6

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