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名前を知りません、
ごめんなさい、と言います。
花を花と言います。
しかし、君には、
きっと、それなりの名があるのでしょう。
僕は、君を表せません。
散歩をしていると、思うのです。
なんて少ない言葉で ....
薄暗い部屋の中で
与えられたものは
桑の葉、でした。
退化した前足では
木にしがみついて
いることができず
放たれれば、すぐ
落ち、ほぼ全滅。
家畜化された、虫
成虫ですら飛べず
大人のくせに、虫
....
底辺まで下がっておいで
駆け抜ける前にさ
情熱はくすぶっている
くすぶるのも忘れている
悲しみは腐っていく
そりゃそうさ
もてあそびすぎた
だろ?
消えないで灯火
そうやって願っている
月はまだ見 ....
佐鳴湖公園を散歩する
背の高い街路樹がカーブを描く
一点透視で並んでいく
それは、メタセコイヤ
杉科の樹で化石にもなるほど昔から、
変わらぬ形をしているのだという
背は、20mほどになろう
何十本 ....
ゆうえんちと呼ばれる公園で
片足だけ長靴でいるような、心細ささ
少年、と、声をかければ
それが、少年だったのかも曖昧になる
雨の夜、街灯の下、秒針のない時計
錆びついたトタン、くすぐりのような失敗 ....
kauzakさんのクローバーさんおすすめリスト
(5)
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名前を知りません(春について3)
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クローバ ...
自由詩
5*
10-3-31
かいこ
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クローバ ...
自由詩
2*
10-3-2
風に舞う雪を見ている
-
クローバ ...
自由詩
2*
10-3-2
散恋休
-
クローバ ...
自由詩
2*
10-1-19
僕らはたまに
-
クローバ ...
自由詩
4*
10-1-17
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