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空の意図を
誤って手に入れた

微動せず色を織る
超えるとはそういうことか

静心なく

手繰って往けば
いつかは千切れるだろう

ああ、試すでもなく
ああ、赦すでもなく

 ....
薄く醒めた夜
いつも話しかけては
ほどけていくような

曖昧な痛みは
そっと舌を噛んで
気付かない振りをする

斜面は転がるために
あるのかもしれないね、と
君は云った

すで ....
涙が出る程眩しい空の下の
君と猫をそっと盗み見ていた
暖かい街並みに似た君の笑顔
猫と僕は何も知らない振りして

気が狂う程優しい風の上で
最期の色をきっと今見ている
繋がらなくてもいい ....
kauzakさんのくろねさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ソラノイト- くろね自由詩2*09-9-17
すでにいまここが- くろね自由詩3*09-7-21
君と猫- くろね自由詩3*09-2-18

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