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やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう
ぼくだけの洞窟の奥へと入りこんで
そこから何処へも出て行かなくなるだろう


ぼくは生まれた時から、なにもかもに納得していなかった、いのち ....
ぼくは遠い火になりたかった


ビルのかげや
山のむこうで
ちらちらと


ときおり
消えたみたいに見える


ながくながく燃える遠い火に


 ....
きみが聞いていても
聞いていなくても
そんなことなにも関係ない
ぼくに関心があっても
あるいはなくっても
そんなことなにも関係がない


ぼくはきみに話をする
いつわりの純粋さや ....
オー、ジョン・ライドン、お前の毛根にまだこびりついてる砂糖水の匂いに
ぞろぞろと群がってくる小汚いアリどもを笑えよ
まるでそこにしか歩くところがないみたいに
お前の後をついてくるそい ....
明日ここに捨ててゆく花を選ぼう
あまり綺麗じゃなくて
だけど見過ごせない
咲くよりは枯れるために
生まれてくるようなそんな花を
俺の言葉の代わりに
俺の人生 ....
歩道の舗装のひび割れたところの饒舌
くすんだ向かいのレコードショップのイエローのテント
縁石に座りこんで俯いて泣いてる10代と思しき女
交差点の電柱の下で乾いた血液みたい ....
胃袋から絞り出したが、たいてい
気持ちのいい言葉にはならなかった、そもそも
てめえの中で渦を巻いてるものなんて
薄々は判っていたはずだった
俺が見ていたのは同じ景色
 ....
今日は
涼しくて助かる
だけど
俺には行くところがない



降る、と言っていた
雨は
どうやら
降らないようで
洗濯物は干したままでいい
だ ....
どんなかけらもここには残らない、あなたの涙が乾いた地面にさらさらと染み込んでも
誰が気にとめる間も無く風に踊り始めてしまう

あなたは自分が無力だと知る、思惑など所詮は身 ....
すべてが優しい歌のようで
すべてが明るいあこがれで
おまえらはまるで夢のようだ
洗おうともしない穢れに蓋をして白く塗り潰す


街中の繁華街の
何か ....
取りこぼした一日のことを思いながら濡れた路面を漂っている午後の温い焦燥、底が破れ始めた靴のせいで靴下はすぐに嫌な湿気を持つ―吐き出したガムの形状が悲惨な最期を遂げた誰かみたいで、名前を .... それに名前をつけるほど俺は暇じゃない、そんなものは勝手口から外に放り出してなかったことにしてしまえよ、そんなもののことをいつまで気にしているんだ、トウヘンボクめ
気にしなくちゃいけないも ....
青白い空に僕が飛ぶ
青白い空に僕が飛ぶのだ
明け方の淡い夢の様に
暮れ方のカゲロウの羽ばたきみたいに
青白い空に
青白い空に



息をし始めてからこ ....
kauzakさんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう- ホロウ・ ...自由詩6*12-12-16
ぼくは遠い火になりたかった- ホロウ・ ...自由詩6*10-8-18
そんなことはなにも問題にするべきことじゃない- ホロウ・ ...自由詩5*10-2-28
Punk_is_Dead- ホロウ・ ...自由詩2*09-12-18
明日ここに捨ててゆく花を選ぼう- ホロウ・ ...自由詩3*09-11-22
Winter_Blue- ホロウ・ ...自由詩2*09-11-3
毎日には特別することがない- ホロウ・ ...自由詩2*09-7-22
かすれた午後の唐変木- ホロウ・ ...自由詩3*09-7-11
フェアウェル- ホロウ・ ...自由詩3*09-2-19
定置漂流- ホロウ・ ...自由詩6*08-11-29
刻まれたものは擦り切れるまでは息遣いで在り続ける- ホロウ・ ...自由詩2*08-10-28
それにそれはあっという間に思い出したというだけのものになって ...- ホロウ・ ...自由詩8*08-4-22
青白い空(悟ったからって別に)- ホロウ・ ...自由詩2*08-4-19

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