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 ナスがなった
 まだ小さい
 そっと撫でた
 冷たかった
 夏の音
 風が聞こえる
 雨は降る
 土は湿り 葉は大きく広がる

 ナスがなる
 まだ小さい
 重そうに 頭は ....
 ある日の夕暮れは
 いつか私が両手に子供を連れて
 むやみに笑って帰るような
 あたたかくあれと思える
 そう思わずにはいられない夕日だった
 忘れ物を 捜して
 どこかへ行こうとしている
 歩いて生きる私は
 何処へ
 問いかけ続けて 何で といい続けて
 揺れている
 この町 あの町で

 風が吹く
 とくに秋の風 ....
 昔の詩の中は未知でいっぱい
 何ていったって私は戦争なんて凶悪なものを知らない
 かといって飢餓や
 疫病も知らない
 病院行くなり
 両親頼るなりすればすむ

 満たされた世界か ....
 プランターに大根が育つ
 セッセと蟻のように虫を爪弾きした成果だ
 その蟻も我が物顔でプランターに通う
 家に入れば味噌汁が待っている
 買ってきた大根の味噌汁
 母が汗水たらして買っ ....
 二十一世紀というものがやってきた
 何気なく
 僕らは息をしてきただけ
 身軽に空を飛べるようなものも無いし
 見たこともない食べ物があるわけでもないし
 すべてに ゆっくりと足跡をた ....
kauzakさんのdoonさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- doon自由詩11*09-6-18
夕日- doon自由詩409-4-6
秋風の町- doon自由詩208-9-19
未来へ行く詩- doon自由詩208-8-4
食す時には思わない- doon自由詩4*08-6-16
僕らが思い描いた二十一世紀- doon自由詩208-6-14

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