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午後の曇を浴び
しなる枝
鉛に降る銀
径をふちどる滴と滴


水を歩む蝶の後ろに
投げ棄てられたように虹は来て
飛沫 飛沫
水紋と歩幅の間をつなぐ


路の脇の ....
このからだをすぎるものらの
なんとせわしく弱いことか


流木が凍り
骨の道に沿う


いくら望んでも
いくら願っても
手のひらより大きくなることはない
 ....
灰とむらさき
雨の上の火
かわいた光
海と曇
午後の髪
見つめる目


はざまの冬
まばたきの子
すぎさる たなびく
包み紙の旗
変わりつづける
足跡に降る
置 ....
芽を花を実を
踏む道をゆき
芽を花を実を
肌に宿す
瞳のなかの高い窓から
さらに高い瞳を見るひと


影の脚が
影の胴を透り
羽の浮かぶ水
何かが去った跡へと至る
 ....
kauzakさんの木立 悟さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひかり_まばたき- 木立 悟自由詩213-3-6
ひかりふる- 木立 悟自由詩409-5-22
- 木立 悟自由詩508-12-10
かたほうの_かたほうの- 木立 悟自由詩608-4-15

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