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海辺のテニスコートまで歩いていくと
忘れられた言葉たちが孤独なラリーをしていて
ボールを打つたびに会話をしていた
僕たちは細かく絶望的に分たれた世界の層の間にいるんだ
ここでは漂着する ....
白んだ月が ビルの谷間へふわりと浮いていて
空と一緒に白んだのだろうかと 埒も無い空想を浮かべて
一度も君を抱きしめられなかった
思い出を
缶コーヒーで追悼する
夕日を好もしいと思う
....
kauzakさんの灯兎さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
えいえんとしてのラリー
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灯兎
自由詩
4
08-10-2
夕日坂
-
灯兎
自由詩
3
08-4-29
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