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五時のサイレンが鳴ったら
みなさんおうちへ帰りましょう

わざとゆっくり歩いて帰る
うちに着くと
やかましいリビングを通り抜けて
疲れきった階段を上がり
自分の部屋に向か ....
ぐらぐらと沸騰している風景の中で
レイザーライトのように蝉が鋭く
生きてる
夏の街路樹をすべて焼き殺すように
生きてる
生きてる

わたしはゆっくりと自転車を漕いで
死んだふり ....
夕焼け時刻には出歩かない
気持ちが恐くなるから
真っ暗に包まれてあんしんになったら
そしたら、帰る

終わりがあることに救われて生きている
ただ、その瞬間を待っている
帰り道のわ ....
kauzakさんの________さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クリームシチュー- ________自由詩3*10-5-19
2009年の夏の横断歩道で- ________自由詩3*09-8-9
わたしの悲しみは幻でできている- ________自由詩3*09-1-8

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