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夕立に西日がさす
顕れた私の表皮のように
小さな個室にて
スチールと硝子の板が
点と点で結ばれてゆくのを聴いている
白いシャツの青年が
自転車で脇をゆく
ずぶ濡れの帰り道には
明日 ....
夕暮れ中央道にのり込んだ
明滅するテールランプが湿度ににじんで美しい
すべての初めては心を激しく呼んでくる
生きている
くるしいし高ぶるし泣きたくて笑いたい
センテンス
台 ....
好きな音楽を耳にあてがう
ピアノロック
オーケストラロック
メロディアスロック
からだを
揺れるドアにあてがう
レールを走るリズム
骨まで
届けて
感情よ
出ておいで
ミステリー ....
あかちゃんとぬいぐるみが
丸い背中を並べて テレビを観ている写真
あなたのページに
詩と共に貼られている
今だってあざやかに
「どうしてだい?
どうして、あなたが。」
そんなふ ....
春の兆しであたためてあげるよ
川沿いにみなぎるさくらの木々たち
さくらの紅のような ほんのりとした色づきで
水のあるところには命が溢れるんだ
溺れてもいいよ
溺れてもいいよ
わたし ....
泣いて
泣かないで
つめたい雨が心臓に流れこむ
あなた
わたし
だれか
いいえ あなたの
熱い 肩や指先の
感触たちがおしゃべりする
わたしのからだに
夏が帰ってきたみたいだよ ....
帰ろうかな
そう思った
一瞬を幾度か
ちらして!
5月
空は氷を溶かした青で
お花のジェット
バウンド・フォー・トーキョー
千歳の上空から苫小牧
育った家を見下ろした
掘り ....
もうベビーじゃないこびとをのせて
ベビーカーを押している
愛しい生活にまみれた周辺を
いっぱいに抱えながら
秋は日に日に落ちてきて
車輪がとらえる枯れ葉の音が
肌の乾きを知らせてくれる ....
もう ラヴソングも描けないのさ
日の入りが終わった天空の
マゼンタがきれいでね
良い絵が描けた後の
水入れみたいでね
そんなことを伝える人も居ないのさ
眼球の奥でつくられる
とろんと ....
kauzakさんのたちばなまことさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水球のリズム
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たちばな ...
自由詩
11
10-7-9
揺れる
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たちばな ...
自由詩
22*
10-6-23
ミステリーを紡ぐ/きみを分析する/Saturday_/きみが ...
-
たちばな ...
自由詩
8*
10-2-22
内がわと外がわ
-
たちばな ...
自由詩
9
10-2-10
春の兆し、夏の兆し
-
たちばな ...
自由詩
11*
10-1-28
空は泣いてなどいない
-
たちばな ...
自由詩
13
09-10-7
千歳の空から花々を
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たちばな ...
自由詩
22*
09-5-26
夜のはじまり・多摩川土手ごしに望む
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たちばな ...
自由詩
18*
08-9-21
みかん(未完)
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たちばな ...
自由詩
30*
08-6-17
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