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東京タワーに陽が刺さる時分に煌々と輝く
窓から漏れる明かり 色とりどりの街灯 魅惑のネオン
徹底的に破壊的に光の砲撃は闇に報復する
茜色の夕雲はつかの間の闇の扉であった
それは遠い遠い昔話
....
夏の蒼が秋の青へ
パステル絵の具を撒いたような
明るく ちょっとポップな
空
広げたフトンで
大きく深呼吸
秋の匂いはちょっと土くさい
まだ緑だか茶色だかわからない
隣の家 ....
テレビのスイッチを入れる
あまり偉そうにも見えない小役人な校長が
あまり反省もなく頭を下げる
気付きませんでした
とりあえずの場の空気をつくり
権力という名のワイドショ ....
終電に揺られながら
車窓へとため息
様々なものが纏わりつき
雁字搦めにしていく
ただ、生きていくわけにもいかず
とかく社会というやつは無関心に 其処に
主張も理念も ....
詩のようなものを書いてみる
ちょっと難しい言葉を使って
恋愛なんかも詠ったりしよう
寂しいとか恋しいとかも少し
それっぽく書いてみたりして
心の性感帯にあなたの吐息が
凪のように触れて ....
空が青く見えるのは錯覚
鏡に映る私は幻覚
いま、この瞬間に
紫煙とアルコールに満たされた私は
何?
何も無いことが
なんでも在ることで ....