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真冬の朝
道を歩いていると
飛べなくなった小鳥を目にすることがある
数年に一度
いつも忘れた頃だ
そっと捕まえ
コートの内ポケットへ忍ばせる
少しおくと
飛べるようになって
やわらか ....
おとなになれなかったこどもは
おとなロボットに乗った
大きくて頑丈 パワーがあって
こどもには持てない武器をたくさん搭載していた
こうしておとなロボットは戦場へ出て行った
いったい誰がおとな ....
卵がスウィングしている
托卵容疑の直滑降は不恰好に喉を塞ぎ
やがて破裂して口いっぱい
玻璃 瑠璃 瑪瑙 罵詈 雑言
秩序の欠如は流星し
脳裏がそっと炙り出す
片手に毬 錦の手 ....
せっかちな夜に飛び込んだ
角砂糖みたいにすぐに溶け
ミルクのように白い肌がねじれて
翌朝は秋の冷え込み
汚れたカップが残された
深水遊脚さんのただのみきやさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いのちさめる
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ただのみ ...
自由詩
15+*
17-1-28
おとなロボット
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ただのみ ...
自由詩
23*
15-5-30
誰が卵を置いたのか
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ただのみ ...
自由詩
18*
14-1-16
フレンチロースト
-
ただのみ ...
自由詩
18*
13-10-23
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