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ずっと鳴りやまない信号の点滅。浸透しひろがる警告音。
点滅と、警告音・・・・。
闇の中のスズメバチ。果てしなく続く、祝祭。
僕はうんざりして箱の中で欠伸をする。
―にぎやか ....
のっぺりした凶兆から
鋭く光る悪徳の芽がはえて
ぐずぐずと焦燥する心が
追いかけられ、追い越されてゆく
それは思い過ごしではない
爆発のあとの予感は
幻滅の炎のおぞましい黄色のむこう
ず ....
爆発するそら
踊る松の木
発作に狂った白い雲
透徹する骨
閃光
あけっぴろげな死体
白・・・・・・・・・・・・・・。
色が 形が
どこから生じ どこへ消えてゆくのか
‐白は超越する。
どこへも行かず、けして現れもしない白
白が思考を時間の底へしずめて澄ましこんでゆく
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