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おーい
そっち行っちゃだめだー
信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
 ....
1.
肉厚の歯牙。
朽ち果てざる針葉の底意。
梢の天窓からは
牧歌が空しく響いてくる。

2.
君は殆ど抽象的なまでに美しい。
発条がはぜただけで
血を吹いてしまいそうな沈黙の、トラ ....
魔王は 生まれるだろう
余人の吐息を嫌って選ばれた修道院の建つ
青空のように堅い岩塊の園から
誰もが逃れられぬ「人称」を彼もまた大気に放ち
口伝えの反復に摩耗したイコンも
魂の生き延びる道を ....
短髪の
ジュニアハイスクール・ガールは また

てくてくと日没を切り拓いてゆく
タフでクールなハードボイルド・ウーマンでもある。


車道を挟み
並んで歩く。
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学校アルバムのマツモトによる、自己資金がなくても著書を出版できるウェブ上のサービス。
ただし、
・本が ....
法の不備
「どこよりも安く」
コロッケバーガーにポテト
七福神の女
エスカレーターなのに途中で歩かされる
イバラギじゃなくてイバラキ
円の動きだと回転軸は止まっている
下馬評通りの「サプ ....
都会にしては日系ばかりだ
スタジオ・ワークにしかないのか
一つには偏光する楽色
世紀末にだってまだ時間はあるし


  ベテラン、にも季語
  「八月」
  あるいは
  「宿命」
 ....
潮風に混じる、うっすらとした腐肉の臭いが
たなびいて
夏休みは 濃く淡く、

かがやいてゆく。
自分で考えればいい
気分で老いて
夜分に孝養を尽くす立場にも身はない

日は真昼に本当は真上から差さない
だから明るく
色を抜くことで「時」に焦げ目をつけたりする

この部屋に埃を落す ....
さりげない傷口にシビレながら
日曜に組む章句は手癖にまかせている。
逆賊の治世に生まれながら詩を
どこに塗り込めるつもりなのか、本物の悪も知らないままで。


配収 ....
ゴシック体で
明朝の予定を
書かれても

それで
洒落がわからないとか言われても

はみ出した一日の
ここいらが潮時
面識どころか 要は

そろそろ

冷蔵庫のライトも消して ....
一心不乱の息づかいが
助詞をくるわせ
やつらのアイドルの地位を与えるのだ
何だ 君は
ただの委員長じゃないか
少しばかり髪が綺麗なだけじゃないか
笑ったりするな
佐々宝砂さんの吉岡孝次さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩人たちへ- 吉岡孝次自由詩307-9-14
待ち姿勢- 吉岡孝次自由詩407-6-18
- 吉岡孝次自由詩307-3-24
魔王- 吉岡孝次自由詩206-6-19
バレンタイン・デー- 吉岡孝次自由詩206-2-8
ホンニナル出版- 吉岡孝次おすすめリ ...506-2-4
バグ呼ばわり- 吉岡孝次未詩・独白5*05-11-12
工房通い- 吉岡孝次自由詩105-7-20
いつかは貝塚- 吉岡孝次自由詩105-7-11
おそろしく眺めの悪い部屋- 吉岡孝次自由詩105-6-27
悪の詩集- 吉岡孝次自由詩105-4-16
明日、和える- 吉岡孝次自由詩305-3-16
準備- 吉岡孝次自由詩305-2-28

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