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扉が
壁になった
観音開きの合わせ目には一ミリの窪みもなく
錠前も、蝶番もなく
光も、ざわめきも、向こう側の気配はなく
ひた駆けてきたあなたの
汗と、一千万秒が
消散した その静寂で
....
繋がって
また
諦めた
歯がゆさで
ワンマン電車が走っていく
わたしの
肯定を知りたい
たくさんの競争心を
おぼえたふりをしていたらしい
甘やかされている時間にはふと
だれ ....
わたしの
両眼は野良猫なので、まれに
きみの影で化けている
部屋の隅で、まれに
息の根を止め損ねたあの子が見えるのだが
わたしの
言語は蛭
だったのだ、たくさんの日本語が
彼の血を ....
あすくれかおすさんの伊月りささんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春の終わり
-
伊月りさ
自由詩
16*
09-6-9
黒潮鉄道
-
伊月りさ
自由詩
35*
09-3-9
超新星爆発
-
伊月りさ
自由詩
5+*
08-10-27
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