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泣き止んで幼い心ともにあれ
小さな日々に戻れないなら
ゴム長を引っ張り出した夏の午後
君は来る来るあの日の傘で
戯れに一段上げた跳び箱を
君が跳ぶまで帰らせないよ
....
キュンと鳴くこの胸の音聞かせたい
遠くからでも想っています
いっぴきの蝉が
務めを終えたように
仰向けに落ちて
空をひっかいている
親しんだ木々の幹に
戻る力はもう無い
おまえの瞳が
磨きたての宝玉のように
くろぐろと光をたたえるのが
....
西日 茜さんの橘あまねさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
幼心のうた
-
橘あまね
短歌
9
10-9-5
おもう
-
橘あまね
短歌
6
10-9-4
夏が挽く歌
-
橘あまね
自由詩
26
10-9-2
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