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蝉時雨が肌を刺す
てんでに湧き起こる
雲の峰の下
白き猫と対峙する
突然の珍客に身構えた
野生の瞳は鋭く
こちらを値踏みしている
ようだが
耳はフルフルと
右へ左へ落ち着かず ....
いつかあたりまえのことを美しい言葉で書くことが叶うのだろうか
いつか美しいものをそのまま提示して成り立つ詩が書けるだろうか
ほんとうは人生の意味を掴みたくてたまらないのに
ほんとうは美しいも ....
? ?
いつだって馴れないんだ 駅を降りて
麻痺していく 牛飯屋に入って
フェイドアウトしていく感覚 ....
ストレートな言葉が煌めいている
計算のない素直な言葉たちが
大きな声で自己主張している
言葉に衒いなどありようもなくて
発せられた言葉と意図された意味は
ピッタリくっついている
平 ....
10年と少し前まで走っていた真っ赤な電車
50年以上前にデザインされたとは思えない
斬新な色使いの電車は今でも地球の裏側で
タンゴのリズムを纏って走り続けている
メトロと言いながらそこここ ....
背景のない世界
遠近感もない
乳灰色の空間に
僕はただ立っている
画素の荒い写真のような
朧気な白色光を浴びて
遠く人々のざわめきが
聞こえるけれど
方角すらない世界の中
ここか ....
職場の同僚に教えてもらった
初夏の広域農道は明るく開放的で
自然と車の速度も速めになっていく
ストレスフリーで思うがままに操る車
エンドルフィンが漏出して
ハイな気分で
車を操って ....
東京タワーのライトアップは暖かい
都心のビルから漏れる明かりは
眩く刺さる白色光ばかりで無機質だから
高圧ナトリウムランプのオレンジの光を纏った
東京タワーに救われた気がして
ムキシ ....
強い風が
いろんなガラクタを
吹き飛ばして残ったのは
からっぽの青空
どこまでも視線を
深く高く運んで行けそうな
純粋な空色をたたえた
からっぽの空
からっぽの空から
吹き下 ....
TVから溢れるノイズ
インターネットから溢れるノイズ
ブログから溢れるノイズ
ノイズ/情報の濁流
ヒトの生理的リズムを無視して
社会は勝手に転がっていく
置き去りにされた僕たちは
....
ふいに
あなたは苦しげな表情
を
しながらその
裏で
屈託のない笑顔を孵そうとするのだろう
混乱するじゃないか
混濁するじゃないか
感性が
僕の
....
西日 茜さんのkauzakさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の猫
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kauz ...
自由詩
9*
09-8-18
あたりまえの詩/美しい詩
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kauz ...
自由詩
14*
09-8-8
行方/不明
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kauz ...
自由詩
5*
08-12-9
小学校4年詩集
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kauz ...
自由詩
5*
08-10-15
丸ノ内線
-
kauz ...
自由詩
7*
08-10-3
夢の終わりから、ずっと
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kauz ...
自由詩
5*
08-7-6
皐月ドライブ
-
kauz ...
自由詩
5*
08-6-6
暖かな_ライト_アップ
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kauz ...
自由詩
3*
08-6-3
青空
-
kauz ...
自由詩
9*
08-5-19
情報社会
-
kauz ...
自由詩
6*
08-5-13
波動と交感
-
kauz ...
自由詩
9*
08-5-4
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