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ふりかえると夏がいた
透きとおる肌
後ろの道が透けて見えた
ほほえむ顔がうつむいて
夕陽から漂う風を浴びた横顔は
もう夏ではなかった
私の知る夏は消えていく
知らない存在に変わってしまう ....
手ごろなプールがないと
汗でぼたぼた水溜りを作りながら
巨人は初夏に愚痴をこぼした
海なんてどうかねと
杖をお守りにしている老人は
巨人には見えているだろう河口を指差した
大きな足 ....
寅午さんの木屋 亞万さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夓
-
木屋 亞 ...
自由詩
5*
12-9-1
巨人
-
木屋 亞 ...
自由詩
3*
08-7-5
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