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掠れてゆく記憶から
立ち上る陽炎

痛みだけが今もあせずに
あの恋の結末を主張し続ける


いやでいやで仕方のなかったはずの
あれやこれやは影もなく
楽しかったことの輪郭だけが
 ....
あたしのブランクを

錆び付いた鍵穴と言うのなら

貴方が鍵を突き刺して

ゆっくりと回して


ふたりでしか開けない
扉があるなら
海野小十郎さんの衿野果歩さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
name_of_pain- 衿野果歩自由詩208-2-25
楽園- 衿野果歩自由詩107-12-31

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