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旅人達は、目的に達するよりも
歩くことにたいまつを、傾けていた

僕は
振り返ることのできない
馬車馬で
ただ荷が揺れぬよう
心を砕き
足元を見、地を蹴りつける。
彼は、空の絵を描いていた
空気の色を、探していた
捕まえようと、筆を振り回したりしながら
まだ、筆先は、毛の色のままだった

彼は、いつまでも、空の絵を描いていた
失った恋人が、空にいると ....
純太さんのクローバーさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
荷馬車- クローバ ...未詩・独白1*04-2-28
彼は逢えただろうか。- クローバ ...未詩・独白4*04-1-28

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