すべてのおすすめ
父の死んだかたわらで
妹をあやす姉


こどもを亡くした朝に
家族のためにあくせく働く母


ぼくたちの町


生活が
続くところまで続いていき


夜の暗い背中を
 ....
メリー、
それは細長い
木々の根元から枝の先までがちょうど、
ひかりだけ流れているようにみえた
夢みたいな夜


ぼくらは産み落とされて
地図だけを持たされていた
しずかに痛みな ....
流れる水辺にあって、冬の光が
点っている。てらてらとここは
静か。見えないものに、触れた
ことのない。めくらの。薄く紅
挿す頬のあどけない。水掻きの
広く、長い指の掬えない。指間
指間から ....
 
 
かみさまという鏡のような未来は
ぽろぽろとこぼれながら
なにか悪い事を口にしかけて、
小さくなっていく産声
どうやらここは初めから
ちきゅうという
名前もないどこか遠いところ
 ....
ねことらさんの石田 圭太さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水のない空/生きた旅人- 石田 圭 ...自由詩1309-6-11
Arrow/ぼくら- 石田 圭 ...自由詩2408-12-19
雨音光、少女の運ぶ- 石田 圭 ...自由詩2908-11-21
ひかり/音楽- 石田 圭 ...自由詩3108-9-12

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する