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脚を焼く火が
胸にとどく前に消え
ふたたび冠のかたちに現われ
両肩を抱き燃えつづけている


まばらな陽のなか
あなたは身を反らし
地と空のきわ
水と空のきわを
飛 ....
 赤紫の記憶は消せないみたい
 でも時は流れていて
 曇り空が晴れて今日神聖な今日晴れていて
 
 囲いから出たなら
 監視が怒るのは無理もない
 望みを絶つ言葉を塗りかえる言葉
  ....
小春日和だ。賑わう公園ーそこに、
ナポレオンが真っ赤な気球に乗ってやってくる。
しかし、じきに見えなくなった。
子供がその手を放したから。
そしたら今度は、別の子供が
同い年の父親が眠る真っ ....
おいらは孤独な道化師
ホームレス、ネットカフェで
寝泊りして
その日暮し

夢なんてない
腹いっぱい食べてみたい
人の役に立ちたい
何も悪い事はしていないのに

寒さで錯乱状態の仲 ....
虫のいどころでも悪いのか
いつまでも押し黙ったままで
あなたはテレビの画面を眺めるでもなく
そっと箸を置く

テレビのなかには
つまらないギャグに笑い転げる顔があり
テレビのそとには
 ....
「あすこの山の頂上に
一番綺麗なものがあるの
赤だったと思うけど
いつぶりにみるのか
あたし、忘れちゃった」

「否めないね」、とゆった
あなたの
いじましい微笑み

明けてゆく
 ....
もう、
電気を消してもいいかな
僕は嘘をつかなくていいかな
「人を愛します」なんて
できないこと、笑わなくていいかな
そう思ってるだけでとっくに愛しててもいいかな

僕の愛を決めるのはい ....
箱庭には僕らだけ、
それから息をするけものたち
いちばん優しかったのは柔らかい雨

幾度と無く願ったっけな、
息絶えるのは美しいイマジネーション

生まれ変われた世界のなかで、
ひたす ....
musiさんの自由詩おすすめリスト(8)
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