文字や言葉にいつのまにか課せられている枷をはずしてあげると、詩になる。
生きるということの意味を考え、だんだんと自由になってゆくと、それが死であることとは、ちょっと似ているかもしれない。

 ....
 1年ほど前から詩を書き始めた55歳の弁護士です。どうせなら芸術性のある詩が投稿されているようなところで批評された方がよいかなどと傲慢にも思い、あるサイトをのぞきました。そこに投稿されている詩もレスも .... 八木重吉の詩を読みました。

明治31年に生まれ、昭和2年に30歳の若さで亡くなった八木重吉は、死後20年近くたってから小林秀雄に見い出されました。
キリスト教の信仰に貫かれた彼の詩を源として今 ....
転がす、均衡を願って日々
揺るがす、装置に不知火蔓延って絵に沸く思想なんてないとはなんて感性の乏しきお人だと突き付けたら返された免罪符

1の燃え盛る野心の目が表になるには6つの覚束ない幼き目が ....
床ずれはシャンプーハットの隙間からやって来て
抑汗スプレーの端っこを咥えている。
ひもじくて耐えられぬから、
何を食いたいかさえも忘れてしまったのだ。

脳みそはテレビの中
海老を頭に乗せ ....
目に映る目
わたしの目
わたしを見ない目

片方の帰路
世界は座る
金と緑

光のなかの暗さに手を染め
窓の奥の星に触れ
重なり飛び去る 灰のはざま

崖に ....
人から貶され
人から邪険にされ
人から励まされ
人から庇って貰う

勉強した次の日
目に隈ができ
コーヒーが
零れている

お客様に何ができるか?
お客様を安心させ
お客様の真 ....
 道中出会った黒人の少年は痩せぽっちのチビだった。
 手足がやけに細く、その癖黒人特有の光沢と張りのある肌。縮れた髪の毛に薄い唇。衣服は支援キャンプで配布されている、年齢に不釣合いな大人用のものをず ....
銅メダリストは、
胡桃の実の、殻に秘められたるを知らない
私は誰から手わたされた?
カンパネルラ?

コンロに火をつけると、
ひとときの黄緑とオレンジ
それは化学、それは魔法
気づけば ....
 私が死んでも同情してくれる人はいない。
 こいつは病気だったんだから仕方ないで片付けられてしまうだろう。
  
 思えばハタチ過ぎのころ友達とフランスへ行ったけ?
 あの頃はこんな未来、誰が ....
私とはひとつ違いだった
先生の評判を聞きつけて遠方から通ってくる
いわばミーハーな生徒さん同士

どちらからともなく話しかけると
すぐに古くからの友だちみたいに親しくなって
いわゆる「気の ....
書くワークショップ 荻窪での4回目を終えました。
今回は参加人数が6人でした。参加されたみなさま、ありがとうございました。

書くワークショップは、みんなでことばを出し合って、出てきたことばから ....
その始まりを わたしは、

ずいぶんと前から知っていた。


あなたがころころ泣きながら ため息をつく姿も

伏し目がちで たたた 唄うように話すことも




 ....
洗濯物を取り込む音が
二階のベランダから聞こえてくる
言い争うことも無く
君はもう産まない
とつぶやいた

僕らは同じ悲しみを
分かち合って生きる
多分同じくらいの
分かち合えな ....
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