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1. カスタネット
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紫陽花の花という花がてっぺんまで匂いたち、その色目も日に
日に濃くなっていく有様を窓から見ている。雨粒がはらはらと
落ちて窓ガラスにもかかる。風があるのだ。 ....
夜のしずかなさんごの
いきをひそめる宵闇夜
青ぐろい街の空を
マンタレイが滑空するころ
天体望遠鏡をのぞきこんでいた
ちいさな天文学者は
ベランダで眠りこけて
あのちいさな星 ....
すな、空のように口ずさんで
空のむこうにセスナがみえた
夕くれなずむ砂浜の色が
遷移していくさまにみとれて
セスナが制御を失っていくさまを
子どもと手をつないでみていた
神がく ....
裏庭について – それからすこし家の話
北里、という地名がある。しばらく住んでいた時期があるが、そこの風景を思い出そ
うとすると、まず祖父の家の入口が面している道路から左手 ....
{引用=
***
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夜行にならんで鳥が飛ぶ
たれかが射落とそうとして
きりりとしている
明けに向かって火球が
火走る
{引用=
***
}
しらないか、しらないか
みっか憑く ....
フラスコ内部が一気に沸点を飛び越えた
頭上で炸裂した新型爆弾のあとは
巨大なキノコ雲がごうごうと
僕らは「それ」を見下ろしている
焦土と化した一帯に黒いスコールがたたきつけ
それから
定点 ....
エチカさんのmizu Kさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨だれ
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mizu K
自由詩
12*
08-7-7
マンタレイの夜
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mizu K
自由詩
13*
08-4-3
セスナ
-
mizu K
自由詩
9*
08-2-29
【エッセイ】裏庭について_–_それからすこし家の ...
-
mizu K
散文(批評 ...
5*
08-1-8
aerial_acrobatics_11
-
mizu K
自由詩
12*
07-12-3
僕らが死んだ、そのあとに
-
mizu K
自由詩
5
07-11-29
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