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 角の本屋さんの奥で万年筆を売っている
 仕事帰りの女がそっとのぞきこんだ
 くもりひとつない飾り棚は
 そんな町が好きだった

 ゆっくりと溶け始めるアスファルトが
 蟻や落ち葉を運んで ....
 海岸の匂いをかるく靡かせ
 君のスクーターが通りすぎるところ
 退屈な一日は始まるより早く終わったりする

 君のサンダルが扉の前にぴたり揃うと
 呼び鈴が鳴るのに
 まるで気づかなかっ ....
涙(ルイ)さんのsoft_machineさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
哀しみを司るたとえ- soft_machine自由詩13*23-8-30
ジョルノ- soft_machine自由詩5*23-8-30

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