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海に揺らめく
街の明かり
潮の香りに
髪を撫でられながら
二人で少しおしゃべり
食事のあと
ビルの上から見た夜景
あまりのまばゆさに
胸が苦しくなった
海に散らば ....
雨に打たれて
溶けて私は水になり
土にしみ込み
消えてしまえたら
雨上がりの強い日差しに
裁かれて
細かな気体になり
空へと舞い上がれたなら
どんなに楽であり
そ ....
喧嘩ばかりだけど
泣かされてばかりだけど
私はあなたが大切
悪ぶっても
強がってもダメ
隠れた本心知ってるよ
みっともなくて
気にしすぎで
心配性で
弱虫で
....
何回しても
いくつになっても
慣れることなく
いつも
いつも
恋する気持ちは
初心者で
いつも
いつも
経験が
モノを言わない
それが恋
あなたは
初めから
そっと隣で見ていてくれた
あなたの一言に
心満たされ
涙したり
笑ったり
癒しと言う言葉の持つ意味は
きっと
あなたのような方の為に
存在するの ....
あの頃は
純粋で
汚れもしらず
楽しみも少なかった
でも
だからこそ
透き通っていた
いまさら出会って
あの頃は
すごく君が好きだったんだ
なんて
....
そこにあるものは
全面を青く塗り潰した
あたかも絵のように飾られたもの
ある男は言った
ただの青かと
ある女は言った
涙の絵なのねと
子供は言 ....
たとえば
お刺身を食べるとき
お箸じゃなくてスプーン
ちょっと一周走ってくるのに運動シューズじゃなくて下駄
私の隣で
昔の彼女との楽しかった思い出話を自慢気に話する私と付 ....
淋しくなると月を見る
たったひとつしかない月を
知らない誰かと
この一瞬を共にできているかもしれないと
期待しながら
月を見る
ひとりじゃないよと
自分に言いながら
....
散りゆく花びら舞うように
爪の先を桜色に染めた
散った桜を惜しむように
爪の先を桜色に染めた
爪の先だけ満開な桜
雨降りの朝
とても嬉しいことがあった
久しぶりに嬉しかった
だから
この気持ち
風に乗せて
みんなに配りたい
ありがとうの言葉を添えて配りたい
雨なんかに負けな ....