すべてのおすすめ
また列車は停まらず通過していった
もう何本の列車が通過していったことだろう

早朝からプラットホームに立ちつづけて
もう陽は落ちようとしているのに

どの列車も眼の前を速度を落とすことはな ....
熱帯雨林の奥深くで
一本の樹が音もなく倒れる
遠い北の冬の海で
雨は海面を音もなく叩きつづける

彼が深夜 唐突に眼を開けるのは
そのどちらかの音を聴いた時だ
その瞬間 眼は闇の漆黒しか ....
beebeeさんのHALさんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜行- HAL自由詩912-2-5
寝息- HAL自由詩11*12-1-13

Home 戻る 最新へ
1 2 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する