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私は思い出す/つめたい夜に/カルメンの盗んだ/赤いワルツ!
/或る冬だった/私はもう目の前を何度も旋廻していた/震えるように足拍子を刻んでいた私を席に着かせ/踊り狂う赤い靴をホットミルクで切り落 ....
薫風馨る五月の窓に
ぬかるむ畦道を辿る貴方の後姿を見ていました
長い髪を靡かせて振り返ったあなたの口は
手話の解説のようにはっきりと動くのに
何回も繰り返しても聞き取れないのでした
....
/事実、あるいていた。
海岸線と海岸線の隙間に、隠れるようにちいさく。
裸足で踏んだ熱い砂浜はコンクリイトのように固く。
/事実、みつけていた。
半田鏝で容易にべっとりと結び付けられた簡略 ....
揚羽 欄符さんのaidanicoさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
赤いワルツ
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aidanico
自由詩
5
08-4-11
窓
-
aidanico
自由詩
6
08-4-10
括る
-
aidanico
自由詩
2
08-4-5
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