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とうさん
せんせいのおはなしには
ぼくらでてこなかったね
ぼくやまねこさんのように
どんぐりのさいばんしたかったな
くらむぼんみたいな友達ほし ....
並木道に
誰かの日傘が忘れられているのを見つけ
持ち主の名前がなかったので
失敬することにした
けれど自転車のかごに引っ掛けて
ペダルをこぎだしたそばから
日傘は陽を浴びて匂いたち
....
あの時僕は、確か半袖のティーシャツだけだった。
暑さに狂って、向こう岸まで泳ぎ渡ろうとした。
多分、まん中ぐらいまでは泳げた気がする。
それもはっきりとは判らない。
何だか急に無理な気がしてき ....
午前3時に、
「y=(sinθ+cosθ)(sinθ−cosθ)−1」
という数式を目の前にして
「分からない分からない分からない」
と唸っていたら
「何が分からないの?」
と隣から声がし ....
これは居酒屋で友人から聞いた話
というより友人の話
その当時つきあっていた彼女に彼は夢中で
まだ若かったけれど 結婚まで考えていた
今の彼は平気で二股三股かけて
平気で女を捨て ....
ぼくはバクに
夢をたべられてしまったよ
ぼくの
枕元にいたバクは
めやにばかりの目に
うっすら涙をためながら
こういったんだ
いただきます
ひっそりと
いただきますといわれてしまって ....
ほの暗い駅
列車の中で一点を見つめている
あなたの眼差しを見送る
”お気をつけて”
その一言だけが伝えたかったのだけれど
ベルが鳴り止んで動き出したのは
列車ではなく
ホ ....
にんぎょうをひろいました
どろをきれいにあらって
あたらしいふくをきせて
るぅ となづけました
おなかがすいたというので
くだものをかってきて
かわをむいて
るぅ となづけました
....
サイレンが変なメロディつけて鳴っていて
校舎の窓にほおづえついていると
校庭ペンギンが
横目でこっちを見てる気配
すべりだいの隣のやつ
昨日ノリちゃんが
すべりだいの時にパ ....
二十数年前
大量の醤油を飲んで自らの命を絶った科学者がいる
それが私の父だ
いったいどれくらいの醤油を飲んだのか
警官が説明しようとすると
母はそれを遮り
私の手を引いて長い廊下を歩き ....
ヤックるさんの自由詩おすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
豚の唄
-
AB(な ...
自由詩
22*
04-2-10
緑の日々
-
石畑由紀 ...
自由詩
24
04-2-3
また、ここだ。あの時のまんまだ。凍えるほど寒くなっただけだ。
-
恭二
自由詩
2
04-1-15
やりかた
-
半分
自由詩
5*
04-1-8
どこにでもある話_1
-
いとう
自由詩
7
03-12-27
バク
-
かなりや
自由詩
4
03-12-27
発車ベル
-
たもつ
自由詩
32
03-12-18
るぅ
-
アンテ
自由詩
7*
03-12-17
夕方校庭ペンギン
-
Monk
自由詩
27+
03-11-25
醤油
-
たもつ
自由詩
92
03-7-9