すべてのおすすめ
滲んだ太陽に
土手までのびた茜色
わたしたちは 何に染められたんだろう
もしも、の空を眺めていた
鏡みたいに、
あるいは透明な
空は、夕暮れ
おしげもなく跳ねる、金魚にま ....
昨日見た夢を思い出せなくて
描きかけた画用紙を白紙にした
ひどくのどが渇く
あなたの輪郭が霞むころ
部屋に残った器は
あなたのかたちをふちどったりするから
急いで水を注いだ
....
あなたはいつもより優しい目で
私を透かして見つめる
お互いの記憶に
後悔なんてない
暗闇でわたしにそっとささやく優しさと
ひたむきで不器用な生き方も
あなたを象るすべ ....