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鹿の眼の半球は
酸素と水の被膜の下で
微動だにしないで
こちらを向いていた


つややかな悔悟の眼差しは
きっと
通り一遍のあいそなのだろう


表も裏も同じものなのに
 ....
言葉のひとつ
近づいてきたら  追いやって
離れそうになれば 手繰り寄せている
縁側でする遊びのようで 意味なんてないのだけれど

笑顔の会話を 遠くにききながら
追い払われたひとの行方を ....
佐々木妖精さんのclefさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きのうの、鹿- clef自由詩2*08-2-8
水辺- clef自由詩6*08-1-10

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