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らくだの一群が
ゆったりとした足どりで歩いている
少し重くなった砂は瞬く間に乾いて
黒雲は遠くに行ってしまった
明るく熱い砂は
さらさらと緩い風に運ばれ
風に乗ってあるものは遠く ....
葦を
くわえている
(目と 鼻とを とじて)

水が圧す
身じろぎせずに 黙っている
(黙っている)

指を
動かす
日が 
つかめそうな気がするから
(本当にそんな気がする ....
佐々木妖精さんのかとりさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
砂の上の植物群- かとり自由詩309-4-18
untitled- かとり自由詩408-7-9

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