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羊とシーソー遊びをすると
いつも重い方が沈みました
両方が沈まないでいるのは
とても難しいことでした
わたしはまだ
言葉をよく知らなかったのです
 
 
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眠れないとき ....
  遊び1

モンテカルロ(*1)はフェラーリの独壇場だった。
地中海の強烈な日差しと窮屈なコックピット(*2)でクラクラになりながら、それでも俺は容赦なくアクセルを踏み込む。唸りをあげるシケイ ....
きなこ餅
きなこ
なっとう豆の納豆
おもちのあんこ
うぐいす餅の卵
まごまごして
迷子になった
お餅屋さんの孫に
お菓子をねだられて
負ぶっていったら
お菓子屋さ ....
僕はペンギンのおなかが気になる
あれはかたいの?
それともやわらかい?

ペンギンがやってきて
僕をみて ほほえんだ
おしてもいい?
ペンギンは駄目だという仕草をして
帰っていった
 ....
今日もイイにおいがするなぁ〜。
僕の日課は、臭いをかぐごと。
今日は、カレーだ。
今日は、焼肉だ。
今日は、お好み焼だ。
今日は、ステーキだ。
今日は、焼き魚だ。
今日は、エビフライだ。 ....
おはようございます。
ほんじつは、あさから
シュレッダーをかけております。
きおくのだんぺんを
さらに こまかく こまかく
こまかくしたら やたら せんめいに なってきて
けっきょ ....
夜空に咲いた
大きな花は


季節を巡った花弁を
風に乗せて


花粉を撒き散らしながら


  とけて

    とけて



大地へ

降り注ぐ


 ....
雨粒が窓に絵を描いてる
知らない名の花
知らない名の鳥
遠くからやってきた雨粒が
空に溜まった夢を運ぶ
ねえ
信じてるのは
わたしの気持ちだけなの
だから安心して
心配しないで
あなたの言うことなんか
はじめから信じていないから
いくらでも言っていいんだよ
わたしもたくさん言うね
心地 ....
新しい雨合羽を買うという

同じ色で良いだろうという父に
母はピンクがいいと言った

野良着は 弟のお古でも いい母であった
農作業の汚れは しつこい
捨ててもいいような服を 着ては ....
僕の猫しりませんか
行方不明です
指名手配にします
探してください
どこへいったのでしょう
わかりません
どうしていなくなったのでしょう
わかりません
僕が何かをしっていそうです
そ ....
なまこだって恋をするんだろう
からだをくねらせて寄り添ったりするんだろう

どちらがおしりでどちらが頭か
わからないけどきっとキスだってするんだろう

海草のすき間に溶けゆくような
ひど ....
三番線に十両編成の
パフェが到着した
中から降りてくる人たちはみな
クリームまみれ

母親に手を引かれた幼い男の子が
頭にフルーツをのっけて
昨日からだよね、昨日からだよね、と
 ....
亀を探している
けれど亀はなかなか見つからない

今日の僕は
誰よりも龍宮城へ行きたいというのに

いじめているべき子供たちもいない
九月になって
みんな風か何かになってしまった
 ....
未来への道を歩いている

時々、過去へ向かって歩いてみるけれど

自転の速さに負けてしまう


何とか逆らってやりたいと立ち止まってみても

やっぱり未来へ進んでしまう


諦 ....
深刻な顔で

アナウンサーが原稿を読んでいる

車が正面衝突したらしい

   反対車線に飛び出し・・・

事故現場が映し出される

   運転していた男性と・・・

最後の言 ....
「ピーマンって美味しいよね」
              って
君が笑った

「うん」
僕も笑って
そう答えたけれど

あれは

目標であって


僕は
嘘が嫌い

 ....
やさしい言葉をきくと
私はゆらゆらします

やさしい言葉はきれいです
きれいなものというのは
どうやら壊れやすいですし
汚れがつくと目立ちますし
また汚れが落ちにくいようですし

や ....
雪の降る中の
街角の公園で
花のつぼみと
恋のつぼみと
少しずつほころびながら
誰かが来るのを待っている
きいろあかちゃいろみどりいろどりあざやかなあき
にこやかなほほえみのかげのにがいおもいに
なぜかめをつぶりいねむりしているような
るいべのとろけるあじにからみつきまじわる
あこがれのように ....
1.

かめはめ波のポーズで

洗濯物に影をつくるその細かなしわから
隙間に入るハイパワーの酵素になって
ぼくは自分の皮膚の細胞のそのわずかな隙間から
入り込んでしまったくだらない時間を ....
○ところで皆さん!

ところで皆さん!
口を開けてください!

と、日記に書いた

書いたのは私一人
読むのも私一人
そこから先が続かずに
皆さんが口を開けて待っている

 ....
冷凍庫には

入れないで下さい


私は水気が多いので

すぐに凍ってしまいます

万が一冷凍庫に入れたなら

どうかそのまま出さないで

出したが最後 私は溶けて

後 ....
コロッケだ
コロッケだ
今日の夕食は
コロッケだ
肉屋が揚げた
目の前で
包み紙の
いちまいは
香ばしい油で
透き通って
透き通って
赤銅色に
きらきらとして

三十円だっ ....
「きんぎょ」

かすかに覚えている
ものごころついたとき洪水があって
まだ泥だらけの 
でも復興しかけた町で{ルビ市=いち}がたって
母に手を引かれ買い出しに行った
長靴が泥でじゅぽじゅ ....
限りなく近づいても
決して交わることはない
遠く遠くにいる二人
りんごあめ かってよう

いけません あなた いつだってたべきれないでしょ

きょうは ぜんぶたべるもん

じゃあいちばんちいさいのにしましょうね

や いちばんおっきいの

どう ....
だって立体にだってなりきれてない

  所詮 二次元ヒーローのキミが
    
    四次元ポケットを持っているなんて
  
      あんまりだと思う
澄みきった青空に
白い帽子が
よく似合う
まぶかにかぶった
はずかしがりや
冬の朝にそびえる
富士山 どでーん
ほの暗い駅
列車の中で一点を見つめている
あなたの眼差しを見送る

”お気をつけて”

その一言だけが伝えたかったのだけれど

ベルが鳴り止んで動き出したのは
列車ではなく
ホ ....
半分さんの自由詩おすすめリスト(37)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- たもつ自由詩3208-7-22
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シュレッダー- 玉兎自由詩604-11-18
花が降ってきた- あとら自由詩3*04-11-7
あまつぶ- 暗闇れも ...自由詩6*04-11-7
楽しい時間- チアーヌ自由詩304-11-4
いつのひも_いつも- 砂木自由詩16*04-11-2
僕の猫- あとら自由詩15*04-10-31
なまこの恋- umineko自由詩604-10-29
- たもつ自由詩1604-9-29
九月- たもつ自由詩11*04-9-1
そのスピードで- あとら自由詩1104-5-12
複雑- あとら自由詩404-4-23
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何か出ないかなといつも思う- nm6自由詩904-1-30
小詩集「なんでだろう」- たもつ自由詩1704-1-24
冷凍庫には入れないで下さい- ロク自由詩4*04-1-24
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漸近線- 春日野佐 ...自由詩104-1-1
りんごあめ- かなりや自由詩503-12-29
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