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女性は素直だから
誰もがその国の文化を体現している
日本人なのかもしれないね
考え方を否定することの無い君も
それにしても
行きつけの中華料理屋には 飽きてしまった
料理は 不思議だ
 ....
何のために
詩を書いているのか
僕にはよくわからなくなった
だけど 書いていた



彼女が好きで
授業中いつも見ていた
ぼんやりと
なぜだろう

何のためなのか
誰の ....
何もかもが流れていくようだった
今日も人に何かを与えられることもない
ソファーにもたれかかっているだけ 過ぎていく時間の中で
何もかもが 過ぎていくだけなのだと
コメディー番組を見て 笑っ ....
インドから来た 一隻のタンカーが 岸壁の前に泊まっていた…
だけど海は それを知るにはあまりにも広すぎた…
私の好きだったことは 一体 本当は なんだったのだろう
季節は 流れていく
そし ....
誰もいない
そして なくしてしまった 言葉を
私は失った
流れる この 夜の中で
声を いつも 無くした
私は 暗い 夜の中だった


誰の声もなくした
私は この街の中で
ぼ ....
最近料理をしている。あまり外では飯を食べない。特に肉に関してはそれが外では冷凍されていることがほとんどなので、おいしい肉を食べたくなった時であれば、なるべくそれを自分で買い、焼いて食べてみることをおす .... 脳裏に浮かぶ、三角形、
円高介入、どうかしてるよ、
CDショップじゃ佐野元晴が、
ビリリと引き裂く怪しい音色を聞くのは嫌だ、


食器の壊れる音なんてもの、
労働よ僕には降ってこい、
 ....
飲み屋を流れた
飲み屋の片隅で いつも 話しかけられなかった
BOSEがある部屋で
話しかけられなかったのは スピーカーだった
そして そこにたぶん 君には 誰もいなかった
誰もいない その ....
今ごろ 光に 釣糸を  
垂れている 風を
空の そこで 輝く
釣れた 誰かを 今日 思い出した



絵に 君は 立つと
何もしない 形に 駄目になり 
喫茶店や 何らかの  ....
鏡に 明るい日差しが差している
私は 何者だろう 水色に 手をやる
姿を 想像させる 踊り子たち
私には 誰もいない


何をすればいい
どこかに 出かければいいのだけれど
立っていた ....
あなたを何かに見ていると
白いジュースも遠くの中で 見ないのなら
駅の 何を
飲んで 光る


夏の風景を 袋は 私の向こうに
見えないものを たぶん 柵に   
そうだ わからない  ....
今日も私の気は気づかされる。それは確かなのだろうかと思わされる。しかし今日も帰るだけだ。何もすることすらないだろう。私は今では家の意味すらもないのだろう。会社にクビにされたばかりだった。誰のことも何も .... ノートに幹が
木陰が倒れる 転がる車をなくして
コインの葉から
水が転がり落ちていく 赤色の靴を
茶色がなびく なびきながら人が転がる
靴が倒れている 鳥と話しをしようと 飛んでいく

 ....
窓の外を指は
選んでいる 私の夜の中で 疲れている
私は ひとり 無くした 暗い天井で
星空の 言葉を


手を繋ぐ人もなく 私の中で
どこに 私は きらめいている 皿の上に
買いに向 ....
切ない 思いの
見えない 私を 思いとしての 
何ひとつとして悟りを出ることはできない思いに
私として 留まろうとする


求めている 取り囲まれる 
悟りを 楽しげなものなのだと  
 ....
「今は、眠ることにしよう。」
男は鞄に紙切れ一つ持っていなかった。男が持っているものといえばニューヨークへの航空券だけだった。男が行ける場所は部屋の中の片隅だけだった。窓を流れていく雲を見ていた。白 ....
今日も山手線に乗られては、知らない人と肩を合わせて心を揺りうごかさている。窓の向こうは今日も暑くなりそうだった。鉄の線路の向こうには埼玉県のような、千葉県のような山々があって、薄い群青色の面をしていて .... 楽しげな手応えを 夕暮れは手のひらで掴もうとしている
確かな 部屋一面の 公園が 
たったひとりの 自分でもない 雷鳴の中
鋭いアパートの極彩色が聞こえている


テレビをつけると 亀 ....
雨はまだやってこないらしかった。私だけが蟹をとり続けていた。友達はワゴンの中で寝息を立てている。カラフルなポールスミスの紙袋は、まだ彼の眠りを妨げているはずだった。青いバケツの中に一杯の蟹が溜まっ .... 心の世界を出ていくときも労働者だった
失われた 財布の中身から
取り出された 午後のひとときの見つめさせられていた
砂利が蒔かれたばかりの 午後の工業地帯の片隅だった

僕はひとり 一台のト ....
いくつもの音階なのだ
テーブルの上にある 声は
落とされていくその言葉として聞かされた
その言葉として そこで 転がった

言葉の響きを聞いた
テーブルの上にいた 僕は
今はもうすでにな ....
「つむいでいくことに対してすら疲れ切った僕がいるのかもしれん」と、雨の降る窓の前でぼんやりとそんなことを考えている。誰に何を語ることなく疲れ切って。何にもない言葉をつむいでいくことに対しての僕が、 .... スニーカーは高いし、デザインも良くなかったので買わなかった。冷蔵庫には買ってきたばかりのコーラが入っている。 そんな気がする。海外で開発されたやりかたで、休みもなく会社に閉じこめられていたのはいつだっ .... ぼんやりと歩いている様な気のする
ある者たちは
間違った方向に向かっていることに気づいた
父と会おうとする日の道を思うことすら難しかった
ましてや出ることなど

駅の改札は入ったところから ....
立ち続けようとする日常に
心を演奏させられているような感覚がする
音楽を 鳴らし続けようとする 風景の中を
他人の心の中として 見つめようとしていた 鍵番は
白黒ですらなくなっていた 指先は何 ....
現前にしていないものに
群青色ではないものに
あぐらをかきながら冷たさをその尻に痛感させられている
悩みの奥底ではないようにと
暮れていこうとしている、光の散らばり
この瞳をどこかにして ....
誰もいない、誰ひとりとしてすらもいない風が吹いている。僕は衝動を抑えながら、そんなふうにただ、流れていくことを続けた。指にあるのはただ一本のマッチ、すべての踏みだそうとする方向もないままに、立ち止 .... なんでもないこと自体が、君自身を可能なものにするだろうと思った。それは、僕自身ですらもないことだった。何も食べず、欲しがりすらしないことが、もしかしたら生きていこうとすることにほかならないのではな .... 誰も知らない街の中を歩いていく
暗闇の中では銃の光だけがやけにまぶしい
黒いバッグの中には一冊の聖書が入っていた



ただ分厚いだけの何も語らない聖書
何もかもが嫌になったときでも
 ....
言葉がつきるまでならいってみる
重いバッグを腰にして
鉛のように思いをラクダで運び続け

青空の中に目指すように進んでいく

どこかへと前へ
そんな風に歩き続けて

ピラミッドで化石 ....
夏野雨さんの番田 さんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なぜ- 番田 自由詩212-9-13
不要な言葉- 番田 自由詩312-8-28
とある日の午後- 番田 自由詩212-1-24
譲れない自分- 番田 自由詩411-7-28
コエ- 番田 自由詩211-1-22
鶏肉が教えてくれた- 番田 散文(批評 ...210-9-25
失業の街角- 番田 自由詩210-9-22
ある日飲み屋で- 番田 自由詩310-9-19
いつかのスランプ- 番田 自由詩210-9-15
ゆらめく踊り子- 番田 自由詩210-9-13
世界に、晴れた今日も山手線で- 番田 自由詩110-8-25
何かではないとするにも厳しすぎる東京は- 番田 自由詩110-8-23
ある靴の物語- 番田 自由詩210-8-21
思い出を見たいと- 番田 自由詩310-8-11
心を片づける- 番田 自由詩110-8-3
閉じた目で空を- 番田 自由詩110-7-31
データ化する心- 番田 散文(批評 ...210-7-29
フルーツ家- 番田 自由詩310-7-28
カニミソ2- 番田 自由詩410-5-30
人生の幻- 番田 自由詩410-4-14
ひとりの海の夜に- 番田 自由詩310-4-13
誰かの手紙- 番田 散文(批評 ...110-4-7
アシックスだったスニーカー- 番田 散文(批評 ...310-4-3
駅中- 番田 自由詩210-3-10
演奏- 番田 自由詩310-3-9
プールを、凝視していった- 番田 自由詩109-11-18
二人の戦おうとする闇- 番田 散文(批評 ...209-11-17
菌糸- 番田 散文(批評 ...109-11-14
風を切って- 番田 自由詩109-8-24
夕暮れキャラバン- 番田 自由詩209-7-18

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