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遊び明かした夜も終わり
よそよそしい朝の光が
地上を照らしている
空気はまだひんやりと
あたしの火照った心を冷ましていく
刹那、
解散という空虚が胸をよぎる
そんな夜明けを嘆いた

 ....
あふれる涙
こぼれないように
空を見上げたはずなのに
見上げた拍子に

 ぽろ ぽろ

両目から一粒ずつ
無色の涙は
夕日の朱色に染まって
こぼれた

目深にかぶった帽子
さ ....
くるくる剥いた林檎の皮が
包丁持つ手にぐるぐる巻きついて
気分はまるで蛇使い
蛇の色の鮮やかさに恍惚
とする自分にエクスタシー

赤い風船 くもり空に飛ばして
太陽みたいだね、って
指 ....
夏野雨さんの百瀬朝子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝帰り- 百瀬朝子自由詩7*09-3-21
涙の夕立- 百瀬朝子自由詩3*09-2-6
林檎の皮と赤い風船- 百瀬朝子自由詩20*08-11-17

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