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極論を語るなら
井戸から水を汲んでも
砂漠を歩くには 少なくて
優しさの濃さを 知らなきゃならないのだけど
そうそう汲み取れや しないもので。
花の中においでよ、と
言 ....
キン、と手が凍る夜
決まって裸の木になって
斑になった空の隙間に
貴方を探し始めます。
「いらっしゃいますか、まだそこに」
三日月が私に笑顔を向けて
安堵したのは数日、{ル ....
紅茶を飲みながら
ふ、と思う
微かに漂う幸せと
君の事
空の色
今、
何処を
歩いてますか?
相も変わらず
空を
観ていますか?
六花か咲いて
寒くなってき ....
その家には寛げる椅子や
笑って囲むテーブル。
眠れるベットに
洗い流す洗濯機
外界に繋がる靴やらが
何処を探しても見当たらなかった
あったのは身を護るだけの服で
何枚も山積みになったそれ ....