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夏に凍てつく

雨は胸をこして硝子玉になる

抱いている

空のように抱えきれない空を

わたしのてのひらも腕も

骨になり粉になり空中に舞った

雨は風鈴の匂い

哀しい　.... 　　感じない掌の上に
　　鳴かない鳥が
　　人のように瞼を閉じる

　　冷たい雨の降る
　　コンクリートの上で
　　静かに眠りにつく
　　戯れるように
　　温度を残して 　....

夏野雨さんのつきのいし.さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
たけぶ空	- つきのい ...	自由詩	10	06-6-30
優しい鳥	- つきのい ...	自由詩	29	03-12-7

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