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木々は空の下で動かず
静寂は燐と張り詰める
僅かに震える街灯の光は
夜となって歩道に落とされる
昼の間、風と共に遊んでいた白い雲は
いつの間にか隠れてしまった
私の耳は
街灯に群がる虫の ....
『赤い朝』

おはよう。
それは夕日に言ったのだろうか
カーテンの外の赤い朝はためらいがちに
おやすみも言わず、暮れていく
そして夜が来る
おはよう。

また明日も
言うのだろうか ....
夏野雨さんの結城 森士さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
傍らに明かり- 結城 森 ...自由詩208-10-29
赤い、朝に- 結城 森 ...自由詩108-7-14

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