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素足で夏を渡るよ
片足立ちの小石の上で足を擦る
渡り切れない小川の真ん中
一匹
木漏れ日をぬけて
羽根を濡らして 染めて
谷を越える
うなり始めた風
光に濡れながら
....
大輪の薔薇の下で咲く雑草に語りかける者のはいるのか
せいいっばいに花の姿を真似て見ても
日陰に生きる陰湿な風貌にふさわしい飾りからの残酷な香りは隠す事は出来ない
ひと葉 ふた言、言ってく ....
新緑
けやきの葉は太陽の陽をとらえきれず あたりを染める
ゆっくりと濃くなり
また 薄く変わって
芽吹きの痛みは 遠い記憶
君よ
新緑の明日を 君の森を走って行け
踏み出した ....
軍手の布地が手の水分を奪う
支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品
レースの手袋じゃあ無いんだから
指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ
あかぎれの ....
焼酎を4分の1
大きな梅干を一つ
湯気をあげながら湯が
グラスに入れられていく
ひとくち飲む
タバコも 吸う
弟の話は陽気でたのしい
兄貴を面白おかしく
....
今年も帰って来ないか。
と、隣り その隣りの家の 墓掃除に来たと言う。
ボトルの水滴を拭き取り
口に含み微笑む
恋しくて
無言のままに 人恋しくて
老いたその指で 草を抜く
りゅうのあくびさんのぎへいじさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キャンプサイト
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ぎへいじ
自由詩
14*
13-7-15
修治(しゅうち)
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ぎへいじ
自由詩
18*
13-6-16
新緑
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ぎへいじ
自由詩
21*
13-5-5
あかぎれ
-
ぎへいじ
自由詩
18*
12-12-28
兄弟
-
ぎへいじ
自由詩
11*
12-9-16
盆花
-
ぎへいじ
自由詩
5*
12-8-15
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